ガザ封鎖解除をめざす大規模な3つの国際運動が、いま連携してガザに向かっています。ガザを飢餓から救うことを目的とした直接行動です。かつて見たことのないような壮大な国際行動が6月15日を焦点にガザ(ラファ)に向かって結集します。 いま、ガザを飢餓から救うことが一刻の猶予もならない喫緊の課題、ガザ連帯運動の最大の焦点です。イスラエルは3月2日からガザへの食料・水・医薬品の搬入を禁止しています。200万人以上の市民が深刻な食糧不足、飢餓状態に置かれています。飢餓を武器として使うだけでなく、米と結託して「食料配布所」(わずか4か所)を設定し、食べるものを求めて集まった数千人の人々に発砲しています。わずか2週間で130人以上が射殺され、1000人以上が負傷させられました。国連や人道支援団体はこの「食料配布所」を「死の罠」呼んで糾弾しています。 私たちは、米=イスラエルの飢餓大虐殺を暴露し糾弾すると同時に、このガザ封鎖打破のための国際行動を断固支持することを広く訴えます。世界中から注目し、周りに知らせ、支持の声を広げましょう。 日本政府に対しては、イスラエルと共謀・支持することをやめ、イスラエルに食料・支援物資搬入封鎖を直ちにやめること、ガザに対する虐殺を直ちにやめ、イスラエル軍を撤退させ、恒久的な停戦を受け入れるように要求しましょう。 以下に3つの国際運動について紹介します。 1つは、グレタ・トゥーンベリさんら7ヵ国12人の活動家らを乗せた自由船団(Freedom Flotilla Coalition)マクレーン号。拿捕・逮捕され、強制送還されていますが、再び出航するという情報もあります。 2つめは、北アフリカ諸国からのマグリブ陸路キャラバン(“Steadfastness/Resilience”)マグリブ陸路キャラバン。アルジェリア、モロッコ、モーリタニアのNGO、人権活動家、医師・看護師、弁護士、労働組合、ジャーナリストらが共同して呼びかけ、7000人以上が登録しています。このキャラバン隊はすでに6月9日、チュニスを出発しました。 そして3つめは、ガザへの世界大行進グローバル・マーチ to Gaza。ガザ世界行進草の根ネットワーク、プログレッシブ・インターナショナル、欧州左派連合、国際医療労組連合、コードピンクなど150を超えるNGOの共同行動。30ヵ国以上、数千人が参加するようです。 陸路キャラバンもエジプト・カイロに集結し、6月13日から移動開始、48qを行進してラファ検問所前で大集会を予定しています。これが6月15日。この日を国際行動デーとして呼びかけています。 T. 自由船団(海路) 主催・ネットワーク ・ Freedom Flotilla Coalition(FFC) - 2008年発足の国際ネットワーク。加盟は30以上の国別委員会やNGO ・ UNパレスチナ特別報告者フランチェスカ・アルバネーゼら国連専門家が公式に支援声明 イスラエル軍、グレタ・トゥーンベリさんを乗せたガザの援助船を拿捕 速報:ガザ自由船団によるプレス声明:(6月10日朝) 『マドリーン』のボランティア12名全員が現在アシュドッド港にいることが確認された。彼らは手続きを経て、イスラエル当局の拘留下に移送されている。即時退去に同意しない限り、ラムレ拘留施設に移送される見込みだ。即時退去に同意した場合は、早ければ今夜にもテルアビブからの出国が許可される可能性がある。私たちは引き続き、ボランティア全員の即時解放と、盗難された支援物の返還を求める。彼らの拘留は違法であり、国際法違反だ。 U. マグリブ陸路キャラバン(陸路) 主催・連携体制 ・ 調整委員会(Coordination for Joint Action for Palestine - Tunisia)を中心に、アルジェリア・モロッコ・モーリタニアのNGO、労組、医師会、弁護士会などが共同。 ・ 名称は「Caravan of Steadfastness(不屈のキャラバン)」または「Maghreb Resilience Convoy(マグレブ救援支援隊)」。 規模・参加者 ・ 登録者7,000人超、初動隊は バス12台+車両100台・約1,000人。 ・ 参加層:医師・看護師、弁護士、人権活動家、労組幹部、イスラム学者、ジャーナリスト、若手学生。 行動ルート・日程 1. 6 月9日 チュニス発 → ラース・ジュディール(チュニジア=リビア国境) 2. 6 月10-12日 リビア海岸道路を東進、ベンガジ・トブルクで増車。 3. 6 月13日ごろ エジプト・サルーム検問所からカイロ入り。 4. 6 月15日前後 シナイ半島アリーシュ経由でラファ到達を目指し、グローバル・マーチと合流。 積載物:小麦粉・乾パン・粉ミルク・消毒薬・発電用ソーラーパネルなど2 トントラック分。 V. グローバル・マーチ to Gaza(世界大行進) 6月15日を国際行動デーに 発起・呼びかけ ・ Global March to Gaza 草の根ネットワークと Progressive International、欧州左派連合 DiEM25、国際医療労組連合 ETUN など150 超のNGOが共同。 ![]() ガザへの世界行進 目標五項目 1. 即時停戦とイスラエル軍のガザ全面撤退 2. ラファ国境の永久開放と恒久的人道回廊 3. イスラエルへの武器・経済・文化ボイコット 4. 戦争犯罪の国際訴追 5. ガザ再建支援フレーム構築 参加国・人数 ・ 31-32 か国、各国Telegramチャネルで登録。 ・ ジュリスト報道は「医師・芸術家など数千人」規模。 行動計画 6 月12日 カイロ集合・分宿 各国代表団が到着 6 月13日 バスでアリーシュへ移動 260 km 6 月14日 アリーシュ〜ラファ手前で前夜集会 6 月15日 48 km行進開始、ラファ検問所前で大集会 同日を「国際行動デー」に設定 6 月15-19 日 テント村を設営し座り込み エジプト当局と交渉しつつ継続 ●世界大行動について。参加・連帯の呼びかけ 私たちはカイロへ集結する。その理由はこうだ プログレッシブ・インターナショナルのメンバーがガザへの行進の準備をしている 進歩的な国際運動がイスラエル封鎖解除のための「ガザへの世界行進」に結集する ★ガザ虐殺を終わらせる運動にとって、今後48〜140時間は極めて重要だ(6月7日) 32カ国の代表がガザへ行進、封鎖と大量虐殺の終結を訴える マグリブの陸上輸送隊がガザ封鎖解除を目指してガザへ向かう マドリーン占拠後、数千人がチュニジア主導のガザへの援助車列に加わる マグレブのボランティアがイスラエルの包囲を突破するためチュニジアからガザの陸上護送隊を発進 封鎖を破り、声を上げる:アルジェリア人道支援車列、ガザとの連帯のためラファへ向かう パレスチナ人との連帯を示すため、チュニジア主導のガザ国境行き車列に数千人が参加 イスラエルの封鎖に抗議するため、北アフリカからガザに向けて車列が出発した 6月15日、数千人がガザへの平和的な世界行進に備える 「ガザへの世界行進」:31カ国の活動家がラファ国境への行進を計画 ――主催者によると、封鎖によりパレスチナ自治区ラファ地区で深刻な飢餓と健康崩壊が引き起こされたため、6月12日から20日までラファ地区の抗議活動に数千人が参加すると予想される 「何もしないなんて考えられない」:エジプトのラファ国境で「ガザへの世界行進」に数百人が集結予定 ガザへの自由船団、EUのジェノサイドへの共謀を暴露 https://x.com/QudsNen/status/1932304870083645478 チュニジアとアルジェリアから数千人の人々が、イスラエルによるガザ包囲網を打破するため、より多くの支持者を集めようとガザへの旅を続けている。 https://x.com/SuppressedNws/status/1932139709037203702 アルジェリアの車列はチュニジアに到着し、そこでチュニジアの活動家グループが合流してリビア経由でカイロへ出発する準備を進めている。これは、来週木曜日にラファ検問所に向かう予定の「ガザ封鎖を破るスムード」世界行進の一環である。 ●自由船団マドレーン号の拿捕と活動家の拘束 イスラエル軍、ガザ行きの人道支援船マドリーン号を攻撃 ガザ自由船団の帆船マドリーン号がイスラエル軍に拿捕される イスラエル当局が自由船団のメンバーに対する中傷キャンペーンを開始 イスラエル軍が自由船団「マドリーン」を襲撃、乗組員を拉致 ●反戦平和運動の抗議声明等 CODEPINK 声明: 人道主義者を解放し、包囲を解除せよ! パレスチナ人と人類にとって手遅れになる前にイスラエルを止めよう(BDS) マドリーンの乗組員を直ちに解放し、イスラエルの大量虐殺を今すぐ終わらせてください!(ストップ戦争連合) (英国共産党)イスラエル、グレタ・トゥーンベリ氏と他の活動家11人を拘束 (jungewelt)「マドリーン」が公海で誘拐される (ドイツ全国クフィヤ・ネットワークの呼びかけ)イスラエルがガザの船団をハイジャックしました。街頭に出て抗議しましょう! 2025年6月10日 |
|
![]() ![]() ![]() |