日本政府は、制裁強化に続いて、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の船を臨検(強制検査)するための法律を、今の国会で制定するつもりにしています。臨検とは、国際法で規定された戦争行為です。北朝鮮は対抗措置をとると表明しています。これまでも日本政府は、北朝鮮に対してさまざまな敵対行為をしてきましたが、北朝鮮をターゲットに直接的軍事行動を行う法律を作るのははじめてのことです。マスコミはこれを批判するどころか、制裁や軍事的対抗を当然であるかのように伝え、感情的なバッシングが広がるのに手を貸しています。政府やマスコミはどのような覚悟を持って戦争挑発行為をしているのか、私たちは極めて疑問です。 私たちは、今回の例会で、対北朝鮮挑発と軍事対決路線の危険をテーマに取り上げます。現在日本と北朝鮮は国交がないだけでなく対話さえ行われていない状況にあります。このような異常な事態をもたらしたのが他ならぬ日本政府であり、また軍事的脅威を煽っているのが北朝鮮ではなく、日本の自衛隊と在日米軍基地であることを明らかにしたいと思います。いろいろな疑問をぶつけ合いながら、朝鮮半島の緊張緩和や非核化のためにどのような姿勢が必要なのか語り合いましょう。 I部 呉基地視察クルーズ報告 岩国基地、宮島の旧日本軍砲台、江田島の海上自衛隊基地や操業中の爆弾製造工場と、自衛隊と米軍の弾薬庫米軍再編のもと進められている軍拡。II部 危険な対北朝鮮戦争挑発 ・対北朝鮮臨検特法批判 ・ロケット発射をテコとした初の戦時体制発動の危険 ・日米基地がいかに北朝鮮に脅威を与えているか ・北朝鮮を無視する米外交 ・朝鮮半島を戦火に陥れるというのはどういうことか。 |