[報告]2011・8・10 世界同時水曜デモINおおさか
  
 2011・8・10世界同時水曜デモINおおさか(大阪・中之島公園で集会、西梅田公園までデモ行進)に参加しました。
 集会では、方清子さんが「敗戦66年を向かえ、韓国では200〜300人が水曜デモを開催した。日本では、原発事故、津波などで人々の命が軽視されいる。今こそ、共に闘っていく時だ」と挨拶されました。危ない教科書を子ども達に渡すな大阪の会の伊賀さんは「東大阪市が育鵬社版公民教科書採用を採択した。この教科書は、人権でなく義務を、侵略戦争でなく国防を語り、来年4月には4000人の生徒の手に渡るもので、非常に危機的だ。あらゆる手段で、手に渡らないようにしたい」と訴えました。韓国から平和通信使として来日された市民の方は「日韓併合100年に対抗して、平和の巡礼をしている。人々の記憶は再確認されないといけない。これまでは個人の自由意志ではなく、国家による暴力が横行していた」と訴え、市民レベルの連帯の重要性をアピールされました。朝鮮総連の方は「朝鮮学校無料化9校の申請が文科省に何ら審査もされずに放置され続けている。訴訟も辞さない、準備をしている」と怒りを表明されました。台湾のドキュメンタリー映画制作者の方もアピールされました。
 集会の参加者約100人は、「日本軍性奴隷制被害者の名誉を回復せよ」、「日本政府は被害者に謝罪し、賠償を行え」、「原発も米軍基地もいらないぞ」などなどをシュプレヒコールしながら梅田周辺をデモ行進しました。集会参加者の思いが梅田周辺の市民の心に響き渡った、とても素晴らしい行動でした。

2011年8月12日
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